運輸安全マネジメント制度は、平成17年度に起きた、ヒューマンエラーによる事故の多発を受けて創設された制度です。
当社は「運輸安全マネジメントシステム」を構築し、輸送の安全とお客さま満足度の向上をめざして、全社員一丸となり取り組んでまいります。
運輸安全マネジメントに係る情報公開
本情報公開は、「貨物自動車運送事業法第24条3項」および「貨物自動車運送事業輸送安全規則第2条の8項」に基づき実施いたします。
1.輸送の安全に関する基本方針
- 全従業員は、社訓「他人の身になって」の精神に徹し、心と心のふれあいを基調として、その公共的責任を果たし、交通事故はもちろん、全ての業務上災害の絶滅を期し、「事故0」運動の完全遂行により、社会公共の繁栄と安全に邁進し、社会から信頼される企業を創造する。
2.安全方針に基づく目標と計画および達成状況
安全方針に基づく目標
令和3年度の安全目標 ①重大事故 0件 ②その他の自動車事故 前年比マイナス3件、件数10件以下 |
目標達成のための計画
「安全衛生活動実施計画」に沿った計画 ・乗務員に対する指導及び監督年間計画表に基づく教育の徹底 ・トラック協会が主催する交通事故防止研修会への参加 ・運転者適性診断の受診(3年間で全員受診) |
輸送の安全に関する目標達成状況 令和2年度
目標 | 結果 | 目標達成状況 |
重大事故 | 0件 | 目標達成 |
その他の自動車事故 前年3件減 | 13件 (前年比7件減) | 目標達成 |
3.輸送の安全に関する情報交換方法
・各店所のおいて発生した苦情・貨物事故等の事案については、本社営業部へ報告し、部門長は是正予
防処置報告書を提出する。
・各店所において発生した自動車事故等の事案については、本社総務部へ報告し、部門長は是正処置報
告書を提出する。
・安全衛生委員会において、事故事例を報告し防止策を協議し、社内で徹底を図る。
4.輸送の安全に関する反省事項
令和2年度の自動車事故件数は前年度20件に対し、13件で事故件数は7件減少したものの、加害事故7件のうち、荷主構内・駐車場での事故が多く、前年と変わらず後退時の後方不注意等の確認不足が多かった。
5.反省事項に対する改善事項
・常務前点呼のKYTに加え、帰社時にヒヤリハットの報告を促し、情報共有を促進する。
・社内チェックにより把握した問題点について見直しを実施する。
6.輸送の安全に関する情報
令和2年度
自動車事故報告規則第2条に規定する事故 | 0件 |
事故の種類 | 加害事故7件、被害事故2件、自損事故4件 |
加害事故の内訳 | 接触衝突4件、バック事故3件 |